性病は性行為だけで感染するとは限らない

性病は性行為をしなければ感染することは無いと思っている人が大勢いますが、実は性行為以外の方法でも感染するケースがあるため日常生活において気を付けなければならない点はたくさんあります。
例えば近頃患者数が右肩上がりで増え続けている梅毒や、症状が進行すると命の危険も伴うHIVウイルス、C型肝炎ウイルスなどは血液感染するため、傷口から出血した血液を介して相手に感染してしまったり、病院で受けた輸血が元で性病に感染してしまう可能性が少なからずあります。
輸血の場合、献血で採取された血液は厳しいチェックを受けているため、性病をはじめとする病気の感染リスクは非常に低いものですが、決して感染しないと断言することはできないため、ある程度のリスクがあることを頭に入れておきましょう。
血液以外からも性病は感染します。例えば瞳や口などの粘膜部分から相手に感染してしまう性病には梅毒や淋病、カンジダなどが挙げられます。
オーラルセックスだけで性行為をしていないので大丈夫と考える人は大きな間違いであるため、オーラルセックスをはじめ、粘膜が触れ合うキスや顔をふくときに使ったタオルを共用していたり、場合によってはトイレの便座を介しても感染する可能性はあるでしょう。
そのため日常生活をおくるなかで家族間に性病が蔓延してしまう可能性があるため、不特定多数の人間と性行為に及ぶリスクは自分だけでなく家族をも危険にさらすことを覚えておきましょう。
性行為をしていないのに体調に異変を感じている場合や、パートナーに明らかな症状が出ている場合には早急に病院を受診して性病検査を受けましょう。
仮に家族の中で性病に感染してしまった人がいる場合は、傷口や粘膜部分に極力触れないよう注意し、トイレや洗顔の後に使用するタオルは家族がそれぞれ自分専用のものを使うと良いでしょう。
お風呂場にある椅子などは感染しやすいため、使用を控えたほうが安心できるでしょう。

色々な公共の場でも菌は潜んでいる

性病の感染は身近な家族からだけでなく、公共の場を利用した際に全くの他人から感染してしまう恐れもあるため要注意です。
例えば感染リスクが高まるのは公共のプールや、スポーツジム、スーパー銭湯など裸でお風呂に入る場面です。
不特定多数の人間が同じ場所で肌を近づけるため感染リスクが高く危険です。
公共の場でお風呂に入る際は浴用いすに座る前にシャワーでよく洗い流すか、シャワーブースのみで手早く体を洗うなどの対処をすると安心です。
同様にトイレに行く場合は、和式タイプならば性病の感染リスクは低くて安心ですが、近頃の公共施設の多くは洋式トイレが設置されているため、どうしてもトイレに行きたくなった場合には便座カバー用のシートをかぶせてから腰を下ろすか、備え付けの掃除スプレーなどを使ってから腰を下ろしましょう。
また、誰かケガをした人を見つけた時は不用意に傷口に触れることが無いよう注意し、助けを読んだり手を貸すなどの対応をすると良いでしょう。
血液は性病をはじめ様々な病気を媒介させる危険な存在だということを頭に入れておくと、いざという場合に冷静かつ的確な対応ができるようになります。
不特定多数が利用する公共の場は様々な菌が潜んでいるため、気に止みすぎると外出することが困難に感じるなどのトラブルに進みかねません。
そのため必要以上に警戒し、心配しすぎるのではなく、性病に関する正しい知識を身に着けて感染リスクについて理解し、自分の身を守る方法を頭に入れておくことが大切なのです。
そして性病にはどのような種類があり、どんな症状を引き起こすのかを把握しておくと、初期の段階で感染に気が付き、早期治療と早期治癒が見込めるでしょう。