性病に感染したら何科を受診したらいいのか

性病に感染した疑いがある場合には病院を受診して適切な治療を受ける必要があります。
性病は正しい治療をすれば、それほど恐ろしいものではなく完治を目指すことも可能です。
一方で性病に感染した場合にわからないのが受診すべき診療科です。
基本的には男性の場合には泌尿器科、女性の場合には産婦人科で診察してもらうことになります。
診察を受ける際には性器のあたりで痛みや痒みなどを感じた場合などで、必要に応じて性病検査を行います。
性病は保険の対象となっているので、一般の病院でも受けることができます。
また近年は大きな病院では性病科や総合窓口などがあります。
性器周辺の病気ということもあって、男性は泌尿器科、女性は産婦人科といった区別が自然となされています。
ただし治療そのものに区別があるわけではなく、女性が泌尿器科でも治療できますし、男性が産婦人科での治療も可能です。
一方で皮膚に異常がある場合には皮膚科を受診しても性病の治療が可能です。皮膚に表れる性病としては梅毒、疥癬、ケジラミ、性器ヘルペスなどがあります。
基本的に性病治療は検査でその原因を特定して、投薬によって治療するため、これらの診療科目であれば適切な治療を受けることができます。
なお、性病はカップルが共有することになる病気ですから、カップルで性病が表れた場合には二人一緒に受診して治療を受けることが完治を目指す上では重要です。
特に片方だけが完治しても片方が性病感染をしていれば再び感染することになります。
性病の感染率は性病患者との濃厚な接触があるからといって100%ではありません。
例えば淋病の場合には性行為による感染率は約30%と言われており、ヘルペスは10%前後、尖圭コンジローマは60%から80%といったもので性病によって異なってきます。
またウイルス性の梅毒は15%から30%、HIVに関しては0.1%から1%と低いです。
また身体の抵抗力が高い、つまり健康体の時は感染しにくいですが、抵抗力が弱くなったり皮膚や粘膜に傷があるといった場合には感染率は高くなります。

恥ずかしい場合は匿名でも受診可能

性病というのはその性質上、周囲に知られたくないものですが、一方で放置すれば悪化して身体に重大な害を及ぼします。
治療そのものはほとんどの性病で治療法が確立しているので健康保険が使えますし、また感染率が0.1%から1%と低いHIVも完全な治療は出来ないものの発病を抑える薬が登場しています。
またなによりも自身がどのような性病の保持者であるか理解することが性病を広めないためにも重要です。
性病であるかどうかを検査してもらう方法としては、泌尿器科、産婦人科、皮膚科、性病科などがありますが、匿名で検査を受ける方法もあります。
匿名で検査を受ける方法というのは保健所での検査と検査キットを購入しそれを検査機関に送付して調べてもらうものです。
保健所での検査は性病拡大を防ぐために行われるもので、無料で受けることができます。
検査は採血と採尿によって行われます。ただし検査できる内容は限定的ですし、また行っている日も病院とは異なり1、2週間に1回の頻度です。
ただ症状が出ていて検査をしてもらう費用がないといった場合には保健所での検査も選択肢のひとつです。
なお、匿名ですので結果通知に関しては面談で行われます。
また費用は掛かるものの手間がなく手軽に行えるのが通販型検査キットを使う方法です。
検査できる項目はキットによって変わってきますが、流れとしては検査キットを購入し、同封されている専用の器具を使い血液などを採取し、それを検査機関に送付するというものです。
検査は国から認められたところで行われるので、検査そのものの質は病院や保健所のものと変わりありません。
結果も郵送のほかオンラインでも知ることができるので、匿名性が高い検査方法といえます。